5/5 もてぎエンデューロ 4時間ウーマンの部(中編)

前編がきになるかたはこちら

 

ばたばたしていたら、あっという間にスタート前。

チーム男子二人の後ろに並ぶ。

スタートゲートのちょっと前くらいの位置。

けっこう人がいる。

今回の目標。

・最初だけでもいいから、大集団にのる!

・うまく誰かの後ろにつきながらレースに参加

・ウーマンの部で一つでもいい成績をおさめる。

スタートまでまっていると

「なんか足がもう攣りそうだぞ!?」

と思っていると、チームメイトも同様の発言をする。

なんで?朝冷えてたから?アップが足りない?

アップオイルもってくればよかったかな?とちょっと後悔。

 

そんなこんなでスタート。

この位置から集団に乗るためには、

スタートダッシュで仲間が上がる。

すごい速さ。

って、ガーミンが起動されていなく、この時の時速わからず。

(スタート待っている間に自動OFFになっていたorz)

ただ、私にしてはすごい速い。

先頭集団においうことするチームメイトにただただくっつく。

でも、途中で他の人が間に入っていき、

背中が見えなくなっていく・・・・

サイコンがなかなか起動せず、時速がわからないけど、

これはオーバーペースだよね?おさえるべきか?

なんて思っていたら、女性選手に抜かれる。

しかも一人ではなく・・・

なんとなく意識しているチームのユニフォームではなく、

しらない選手っぽい。

速い女子なんて世の中にはたくさんいるぞ、

私全然ダメじゃないか!!!と焦る。

ここでペース抑えたら、抜かれた選手に追いつけない。

とにかく必死で漕ぐ。

で、1周目終わったころに、日本一速い女子選手に抜かれる。

ん?なんでこここで?さすがにLAPされるのは早い

(後々きいたら、スタート出遅れたらしい)

しかし、こんなチャンスない。

後ろについてみる。

相手は多分全力でなかったので少しの間ついていけたが、

S字カーブで、こちらが少し曲がるの失敗した間に消えていった。

カーブ、、、もっと練習しよう・・・。

 

で、そこからも必死に漕いでいたら3周目入ったころに、

足がつりました・・・・

開始15分。。。。

なぜだ!?!?

オーバーペース、アップ不足、色々考えられるけど、

この時間で攣るのは正直キツイ。

もうこの日は踏まないように回そう、と心がける。

でも、どんなに心がけても、足はしんどく、

時間はまだ3時間半以上のこっている。拷問だ。

 ピットに入りたい。休憩したい。

でも、まだ15分でピットインなんてだめだろーーー

 

こういう条件だったので、自分の中ではスピードを遅く感じたけど、

あとでガーミンみすると、

最初の2時間はそれでも、

ラップの時速は35Km/hをすべて超えていた。

ただ、あまり自分に合った速さの人に出会えなくて、

単独で走ることが多かった。

勿論私を抜いていく人もいるけど、速すぎるか、

抜かれた後に後ろにつこうとすると判断が遅くて、追いつけない。

誰かについたとしても、今度は遅いと感じるスピード。難しい

 

途中で7時間ソロに出ている仲間に会って、2周一緒に走った。

本当に楽だった。スピードも私が出したい速さで、本当に良かった。

やっぱり誰かの後ろについて走るべきだ。

 

2時間過ぎまでは保てていた時速も、

次第に右肩下がりに落ちていく。

下ハンもちたいけど、肘が痛いから無理・・・。

そして、足はもう何度も痙攣。特にふくろはぎ中心に。

もてぎの坂をダンシングしてみると、今度は太ももが痙攣。

あまりの辛さに、

「自転車やめたい」

「もうこのまま終わりでいいよ」

なんて弱気な気持ちが出ました

「『あきらめたらそこで試合終了』なんていうけど、

 別に試合終了ならないからね、時間くるまで。

 むしろ、あきらめてもあきらめても終わらない。

 あきらめてもあきらめ尽くしても何にも終わらない」

なんてドラマのセリフを実感していました。

本当にまさにそんな気持ちでした。

 

それでも、ピットインしないで走り続けられたのは、

「ピットインしている間に、LAP差がつくのがいやだ」

「4時間走りきれないのは嫌だ」

という気持ちだけ。

あとは、ヘロヘロになっていても、

女子に抜かれるとチーム参加の人であろうが悔しいので、

抜き返しに頑張る!抜き返した、やった!!!という

負けず嫌いな自分が自分を支えたのかもしれません。

 

ただ、3時間過ぎると、本当に足が売り切れ、

時速30KMに突入(@_@;)

そして、気にしていた選手二人に最後の周に抜かれました

一人の人は一瞬ついたけどけど、ちぎられ、実力のなさを痛感。

くやしーよ、本当に。

負けたら悔しいし、ちぎられたら、悔しいよ。

 

リザルト 8位(ソロのみ7位)

 29周(139.2Km) 4:06:26.604 -5 Lap 33.89 km/h

後々わかったのが、3時間経過の時点では、6位だったらしい

それが1時間の間で二人にぬかれ、

さらに6位との差が5分も空いている

うーん、ひどい。 本当グダグダだ・・・・

 

一人で走っているときは、

4時間休憩なしで平気で走れる。

それが(いろんな条件が重なったとは思うけど)

大会では15分で足が攣った。

結局一人だとそこまで追い込まないってことなんだろうなー

実際出していたスピードも、踏んでた時間も違う。

この強度の練習をし続ければ強くなる気もするけど、

どうやったらこの強度の練習ができるか???

一人だと限界があるしなー

 

脚が攣るくらいならペース配分が必要だったのか?

でも、やっぱりレースだから、

前にいる人がいたら追いたいし、

速い人には1秒でもくっついていたい。

守りに入って順位よくてもなんか嫌だ。

足があんなに攣って後悔だらけだったけど、

攣らないでおわるより、出し切ったと思えば、それはそれでいいか、

と今ならちょっと思える。

 

良かった点

・どんなに脚が攣ってもサドルの上にいれば完走できるということと、

・最近シッティングで坂を上がる練習していたので、

 もてぎの坂を今までよりシッティングであがれるようになったこと。

ケイデンスが平均85回転で、自分は回すのは苦手ないと再自覚

・強い女子たちと同じレースにでたことで、速さの違いが明確になったこと

 

 

これくらいかなー。

とにかく、実力のなさを思い知ったので、練習頑張ろうと思います。

 

そして、こんなに長くかいても、

まだ後編があるのです。。。

事件は現場で起きている・・・・。

 

 

 

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