9/7 第9回裏磐梯スカイバレーヒルクライムロードレーサー女子A(前編)

 えーと、ブログが大量に記事がきえていました・・・

頑張ってこれだけは書き直します

書いた内容を覚えている範囲になってしまいますが。。。

 

実は、仲間は知っているのですが、

私は今回の大会、途中で心がおれました。

2週間前に土砂崩れがおきて、開催が危ぶまれて、

これはなくなるだろう、、、と思ったところが発端です。

なくなればいいのに、とさえ思いました。

連覇ということへのプレッシャー、

脱水と痙攣による体調不良で、調整機関に調整ができず失敗、

試走もほとんど行っていないことへの不安、

去年よりまともの走れなかったらどうしよう、

などと思っていたからです。

だけど、何を思っても、日にちは過ぎていき、大会当日です

 

 

2:50に目が覚めた。

体重は、前日が今シーズン最軽量を記録したけれど、

結局少し増量して、昨年と同じ体重に。。。。

体脂肪が昨日よりおちたし、良しとしよう

脚の状態は、、、昨日よりはいい気はするけれど、

太ももを伸縮すると疲れ?筋肉痛?みたいなのがある。

でも、昨日も接骨院にいったときに、ついでに足も少しやってもらって、

WGHProものんだし。寝るときSKINSもはいた。

やることはやったはず!

 

3時半に 仲良しのYさんが迎えに来てくれて、出発。

5時40分くらいに現地到着。

 

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 けっこうな雨が降りまして、、、、

アップするつもりだったけど、

転びたくないし、アップしても雨で体が冷えそうなのでやめました。

かわりに、じっくりストレッチして対応。

本当は昨日までの訛りのような疲れがとれているか、

確認したかったのですが、こればかりはどうにもならない。

みんな同じ条件なので、仕方がないですよねー

開会式が始まった時はへらへらしていたのですが、

終わるころには尋常じゃない緊張に襲われました。

「だめだ、だめだ、緊張する」

といって、自分でもわかるくらい顔色が変わってしまった

 

スタート地点に並ぼうとすると、

すでに並んでいる人の中に、SさんやKさんがいた。

「先頭に並びなよ」といってくれた(去年優勝したからかな?)

いやいや、先頭なんて並んだらこれ以上緊張する。

しかし結局、先頭に。。。えーい、もうどうにでもなれ!!!

 

7:55 スカイバレー 47:45 15.5Km 獲得標高967m

    171拍/182 82回転/137 211W/545

 

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※ここからは、あくまで私の視点、思考、妄想によるレポートです

※上の図をみながらよむと、わかりやすいかもしれません

 

調子が悪い、結果は期待しない、とかいいつつも、

一応レースの計画を立てる。

ええ、私、負けるの大嫌いですから!!!!

 

1、平地を飛ばして、独走。タイムのアドバンテージ稼いで山へ突入

2、平地はおとなしくして温存、山では耐えてあがる

 

わたしは、いつもいっているけれど、決してクライマーではない。

なので、純粋なクライマーと勝負するのは厳しい。

しかし、アップをしていない現在、計画1は厳しいかなー。

2のプランでいくのが無難かな!?

 

スタートの号砲が鳴る。2名が飛びだす。

おいおい、アップなしの現状にいきなりそのスピードはきついわー

30~43Kmくらいの幅で走っている。

最初のギアでは心拍があがりはじめてきたので、

ギアをあげて、回転数を落として、心拍を上げない方向に。

「うーん、このスピードの先頭をちぎって、独走となると、

 かなりの脚を使う気がする。やはり計画2でいこう」

先頭交代する感じがない

むしろ、ちぎりたいという雰囲気が出ているので、

それなら前に出ないでひらひらと走らせていただきます!

 

後ろを振り返ると、スプロケ女子はみんないる!・・・気がする。

そして、去年唯一勝てなかったKさんもいる。

多分Kさんはどこかで前にでるだろうから、

そこで私もついていこうと思って、ひたすら進む。

 

そして、上り口の手前でKさんが加速。

キ━━(Д゜(○=(゜∀゜)=○)゜Д゜)━━タ!

ということで、私も加速。

ここで集団は8人くらいに絞られて上がり始める。

ここからはノープラン!

とりあえず、のぼっておけ!!!

すると、このころに、次スタートした男子Aの先頭集団が追いつく。

その中には、チームメイトのT君も!!!

「ずいぶんゆっくりですね」

と、かわいらしくない言葉を残して抜き去っていきましたw

 

のぼりはじめは、淡々と。

Kさんと私が前にいて、横に並んだり、前後になったりしていて、

ふと気が付くと、いつの間にか二人になっていました。

カテゴリーでいえば、この時点で1位確定。

あとは、総合優勝をかけて、Kさんとの一騎打ち。

 

私が先行して、数メートル後ろにKさんがいる展開。

後ろをちらちらみながら、走っていました。

Kさんが踏みそうになったり、追いつきそうになったら、

私も頑張る。この数メートルの距離を保つことに努める。

ただ、頑張りすぎて心拍が180を超えないように、

あくまで頑張る時間と、ちょっと緩める時間を作ってコントロール。

 

表示されている平均パワーが、いつもより高い。

このペースで上まであがれるのか!?!?

レースではパワーが出るのはわかっているけれど、

これはオーバーパワーではないか?あとあと耐えられないのでは?

ヒルクライムは、マイペースでいったほうがいいのではないか?

たとえ、Kさんが先行したとしても、ペースをおとすべきか??

なんて思ったりもしたけれど、

 

「これはレースなんだ!

 タイムや出力が良かったとしても、

 自分より先にゴールする人がいたら負けなんだ。

 ようは、

 自分より前にいかせなければいいんだ!!!」

 

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でもね、つらい。

かなり、つらい。

すっごいつらい、

でも、負けたくない、とにかく登る。

だけど、とうとう12.5Km地点で横に並ばれる。

は!って気づいた、、、カメラマンが偶然いる

えーと、わたし敵には最悪、カメラマン的には最高なポイントです。

「決定的な瞬間をとられてしまった」

と思わず話しかけたら、

 

 

「カメラの前はがんばるところよ」

といって、Kさんにぬかされてしまったwww

 

くっそーーーーー。まだあきらめない、追いつきたい!!

しかし、私の長所でもあり、生命線でもあるケイデンスがおちている

回す力が落ちている。。。。

段々はなれていき、、、とうとう一人旅決定。

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ここからは、ペースが落ちないようにしなければ。

パワーの表示をちらちらみながら、とにかく出力を保とう。

残り3キロ、、、ながいなーとおもっていたら、

雲海がみえてきれいで癒されながらなんとかゴール!

 

ゴールした時の気持ちはなんともいえないものでした。

レースらしい展開だった気がして、充実感もあり、

去年よりKさんについていけたことで成長を感じることもあり、

でも、それ以上に負けた悔しさが広がっていました。

勿論、Kさんとの実力差はわかってはいますが、負ければ悔しい。

悔しくなければ、私はレースに参加しません。

ただ上りたいだけなら、スカイバレーを登りに来ればいいのだから。

ついていけた時間が長くなったからこそ、

この一年で仲良くなったからこそ、

余計に悔しさは大きいかもしれません!

 

でもね、

 

すっごーーーーーーーーーーーーーーく楽しかった

あまりにも楽しくて、笑いがこみあげてきた。

笑いながら、太もも叩いて悔しがりました!!

やっぱり。

レースは最高です!!!!

 

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