11/8 ツールドおきなわ 国際女子100Km

4時半起床。5時15分ご飯

気持ちが落ち着かないのか、何枚も鼻腔テープを張ってははがしを繰り返す。

無駄に4枚は捨てた気がする。なぜそこにこだわる、、、私。。。。

6時過ぎホテル出発。

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あっこさん、あさやんが選手6人をスタート地点まで送ってくれる。

本当にありがたい。

そもそも、出ないのにずっとサポート&応援してくれるなんて、

こんな素敵な環境ない。

 

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街が明るくなり、レースモード。

流石にこちらも気持ちが張りつめ、でも弱気なことも言いたくなく、

あさやんに向かって

「羽地で待ってて。いくから」

「完走するから」

「(姿見ても)泣くなよ~」と強気なことを言って、気持ちを奮い立たせた。

 

7時過ぎに到着して、ローマンのミーさんたちとも合流。

さくっと準備して、アップ。

イマイチな調子かも?とりあえず心拍をあげて終了。

 

例年なら国際210Kmの選手が来そうな時間になっても、来ない。

どうやら展開がかなり遅いらしく、

結果的に、100Km男子のスタートがかなり遅れ、

最終スタートの女子は10分遅れの10:35になった。

 

交通規制解除時間がきまっているので脚きりタイムは変わらない。

ゴールは3時間25分?

それは国際女子でいえば、、、多分全日本で1ケタの方々が完走するタイム。

 多分これ、普久川ダムで完走できるかどうか決まる気がする。

想定タイムで走れる人についていけなくなったら終わると・・・。

そもそもダムまでは集団でばらけないだろうな。

その手前から逃げても意味ないだろうから、終始一定ペースだろう。

なので、無駄足を使わず、ダムでとにかく第1集団で。

千切れても、少しでも近い位置で!作戦。その後はなるようになる。

 

ローリングスタートなので、あわてず登る。

別に急ぐ必要ないからマイペースで上がっていたら、気づいたら前目にいた。

もっと抑えてよかったのか。

そこらへんが、まだ加減ができず無駄に足使うのかな?

途中でローリング解除されたけど、ペース上がらず。

予想通りだけど、、、、遅くない?あくまで体感ですが。

奥 14:02 170拍/180 85回転/114 174W/351

 三回出場で一番遅かったらしい。

といっても、30秒ほど。

 

その後辺戸岬への下り。

なんか車体がガタガタして怖くて、ブレーキかけながらおりていってたら、

前目にいたはずの自分が、かなり後ろに・・・・

とはいっても、金子選手や樫木選手が近くにいたので、予想通り。

海岸~普久川まではアタックなどあっても気にせずでいいと思った。

去年の展開思うと、だれかアタックしてもすぐ吸収されるし。

ただ、、、これも体感的に、、、、海岸線のスピードが遅い気がする。

去年は追い風だったし、勘違いかな?と思っていたけど、

帰宅してデータ見ると、スタートから普久川まで5分ほど遅かったらしい。遅すぎた。

去年はスタートが12分前倒し。今年は10分後。関門時間変わらないのに。

そこにおいて、この平地の平均時速低下。

なのに、そこまで遅いと気づかす。致命的。

何より去年はここでローテとかに加わって足を削った、

今年は後ろで大人しく温存、とか思っていたので前に出ることなく。

なので、先頭交代に加わらなかった自分が悪い。

ただ、加わっていたらスピード上がったかと言えば、、、、ない気はする。

 

で、やっとダム入口。

入り口前でもう少し前に行きたかったけど、そうはいかず。

とりあえず、あとはついて行くのみ。

登り出して2Km強までは集団にいた。

去年は、登り口でマイペースで上がった方がいいと判断してたが、

今年はくらいつく気持ちで行った。そこだけは成長したと思った。

ただ、普久川の安定しない勾配が思い出せず、

必死で登って行ったけど、勾配キツイところで離された。

背中はまだ見える、諦めない!と思うけど心拍が非常に上がっていき、、、

失速しました・・・・。

最近の諏訪と同じで、後半足が持たない・・・・。

そして、、、後ろから人に追いつかれ、一度ちぎれかけ、、、、

マイペースで上がるべきだった?と弱気になりつつ、なんとかKOM前で合流。

 

集団にいたところまでは平均216W(NP223W)だったが、登り終わったら、、、

普久川ダム 23:35 181拍/188 85回転/119 183W/376

去年より-45秒。しかしパワーも-10Wと・・・・

 

そして、普久川の関門時間10前にパス・・・・

貯金が10分しかなくて、宮城まで。正直厳しいと思った。

しかし、厳しいとはいっても、あきらめるわけにはいかない。

で、この段階で女子三人と。

そこから宮城の関門まで後ろから合流する人が数人いて、

女子にしては珍しく大きな集団に。

 ローテーション回しながら、、、

そして、私の足は攣りそうな気配をかもしながら、、、、

ひたすら集団で走る。

途中で大会のバイクがきて、

「先頭は7名。トップとの差7分半」と教えてくれた。

あまりの差で、集団は失笑。

どうにもならない差なのにわざわざ教えてくれてありがとうございます

 ただ、普久川で前にいた人数ときいた人数で行くと、

第1集団→こぼれた人がぱらぱら→私がいる集団って感じっぽい。

そして、走っていると、2人くらい回収した。やはりうちら第2集団か。

しかし、どうやって考えても次の関門の時間はアウトそうな、、、、

かといって一人抜け出す力もなく、攣りかけている足もある。

結局ずっと集団で走り、、、宮城の関門で赤旗

 

いつものように号泣するとかなかった。

うっすら泣いたけど、いつもと違う感じでした。

結局普久川でついていく力もなかったし、第1集団に残れる力もなく、

その結果がこれなんだろうと。

 

すると、関門で同じく足切にあったチームメイトと合流。

とりあえず自分とトップとの今の差を確認

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トップでも関門6分前通過・・・思った以上に時間厳しい。

だけど、強い人はそれでも通過していく。

条件は関係ないね。強いか弱いか、それだけだ。

 

りっちゃんたちと自走で帰る予定でしたが、

残りコースは走らないでショートカットすると。

・・・・

「私は羽地へ向かいます」

というと、

「そうだよね、しまちゃんは羽地にいかないとだよね」

とわかってくれた。

 

ええ、ゼッケンをつけてなかったとしても、

私には羽地に行かないといけないんです

 

仲間が待っているから。

 

脚きりに会った3人衆でひたすらいくけど、

エネルギー切れになった私はペース上げられず、サイクリングペース。

羽地につくころには、2時50分。だいぶ遅かった。

ダム入口で、

「もうみんな帰ってるかも・・・・」というと、

「いや、待ってくれてるよ」と励まされる。

最終の回収バスにもぬかれるくらい遅い時間になってしまっているから、

ふれあいパーティーもあるからかえっていても不思議ではない。

そんな気持ちで回しているとトンネル入り口が見えた。

ぼんやりと、人影がみえる。

あっこさん、あさやん、みーさんがいるかも、っておもっていたら、、、

明らかに人数が多い。

なんで、、、こんなに待ってくれている人がいるんだ。

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photo by みーさん

 なんで、、、ここで泣くんだってかんじだけど、、、

ありがたさと、申し訳なさと、いろんな気持ちがあった。

 暗い夜道だったのに、遠くに灯かりが見えた時の気持ちに似ているかもしれない

 

思っていた三名だけではなく、50km終わった応援に来たオリオンさん、

そして、、、Sもっちゃん、そして、ずっとブログみてくれていたというPooさん。

レースなんてとっくにおわっていて、 もうほとんど自転車乗りも通過しない炎天下の中、

一人は頭痛がひどかったらしいのに、、、ずっと待ってくれてた。

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って、なんだこの旗。

おきなわにまで持ってきてたのか!!!!

ここまでサポート応援してくれたのに、、、、

私はここに選手として戻ってこれなかった。

なのにみんな

「仕方ないよ、今年は」「ほとんどの女子は完走してないよ」

と励ましてくれる。

そうじゃないよ、そうじゃない。

ここまでしてくれる仲間がいるんだから、

私はここに選手としてたどり着きたかったし、辿り着かなきゃいけないんだ。

脚きりにあったことの悔しさより、自分の弱さが情けなくて、、、、

 

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photoby Sもっちゃん

 

恒例の。。。この姿です。

「弱くてごめん」って連呼していた。

 

もっと普久川までの道をペース上げるために先頭でていたら?

普久川をマイペースに上がったほうが余力残せた?

と思いたいけど、結局どうであれ結果は変わらなかったでしょう。

 

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 リザルトを見ると9名完走。

そして、完走した日本人選手を見ると、

二年前、完走が厳しかった時と同じような顔ぶれ。

スタート時間が遅れようが、完走できる人はできる。

 

 

私が弱いだけ。言い訳はしない。

要は強くなればいいだけ。

そう、答えなんていつもシンプルなもんなのだ。

 

そして、師匠が、100Kmオーバー40の部で10位になってた。

(本人は色々思うところがあるみたいですが)

本当にすごいですね。

そんな人が練習相手としていてくれるのはありがたいですね

(相手にも慣れていませんが)

おめでとうございます。

 

とりあえず、打ち上げへいって、

 久しぶりすぎるお酒と疲労から、お酒に呑まれてグダグダで終了。

 

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