「レースに勝つための最強ロードバイクトレーニング」を読んで

ブログがたまっているのですが、

この本、どうだった!?と感想をきかれることが多々あるので

感想文を書きたいと思います!

 

レースに勝つための最強ロードバイクトレーニング

レースに勝つための最強ロードバイクトレーニング

 

 

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まず、難しいことは書いていないし、説明も丁寧でわかりやすい。

絵や図も多くて、読むのが苦痛ということはなかったです

あと、「こうすべき」「こうしなさい」という文章ではなく、

答えは一つじゃないとか、自分はこうしている、という書き方で、

すごい物腰が柔らかい文章だったと思う

 

ポジションやパーツについてあまり興味がない私は、

第三・五章はちょっとそそられなかったですが、

それはあくまで私の興味の問題。

 

私が読んでよかったなーというのは

①どういうことを意識して漕いでいるか、

②練習方法は何を意識してやっているか、

という点です

 

①どういうことを意識して漕いでいるか

もっとパワー重視しているかと思っていた。

でも、実際は漕いでいるときパワーは見ないそうだ。

むしろ、FTPやパワーで強さは決まらない、

と当たり前のことだが高岡さんがいうと説得力ある文章が!

 

練習中はケイデンスを意識して漕いでいるそうだ。

また、坂でケイデンスを大人さないように意識しているとか。

これって、普段私も意識しているぞー。

そうか、強いからって、特別すごいことをしているわけでないんだ。

ただ、維持できるレベルがちがうだけでw

 

また最近ダンシング入れて登ったほうが登りやすい?

でもくるくる回すタイプだけど、、、

と思っていたら、納得できる答えがあった。

そうか、私は筋力より心拍に自信がある。

むしろ、筋持久力はないかも・・・。

なので、ずっとシッティングでまわしていると辛くなるけど、

多少心拍高くなっても平気だから

全身を使うダンシングいれたほうがタイムもいいし、

私も楽なのかもしれない。ただ、ダンシングが下手という弱点もあるがw

不思議だったことが解決されてずっとした。

 

またフォームを直すときも局地的に直すのではなく、

どうしてそういう癖になっているのか、

全体を通して考えているというのは参考になった。

ミクロではなく、マクロ的な視点ですね。

 

②練習方法は何を意識してやっているか

まず、時間と強度の話をしていたが、これは西薗選手も同じ話をしていた。

意識することは、そういうところなのか。

たしかによく、○分走ってよくやっているなー。

てっきり、その○分走で何W維持とかやっていると思ったら、

そんなことはなく、設定した時間を維持できる全力でやる、

ということだ。やはり、特別なことはしていないのかもしれない。

ただ、ちょっとちがったのが

その○分というのは、どういう状況を想定してやるか、

その想定に適したフォームで漕ぐというものだった。

’(詳しくは買って読んでねw)

やっていることは単純だけど、

ただ漠然とやっていないから、強いんですね、学びました

 

 

そして、この本を読むには、

多分高岡さんのブログを読んでいる人が

この本を読んだら方がもっとわかりやすいし、面白いと思います。

私は読んでいたので、

「あー、たしかに普段そういう練習していたなー」

と思いました。

また、読んだ後に、ブログをよむと、

「なるほどねー」とおもいました

 

こういう練習をしろ!とか、こういうメニューを週に何回!

というような内容ではなく、

こういう風に練習をするといいですよー、という内容で、

具体的なかんじでなく思考?姿勢?を提示されたイメージです。

なので、人によっては物足りないかもしれません、

でも、私は読んでよかったと思います。

結局、強くなるには、自分にあった練習法をみつけるしかないでしょうし、

読んで練習しなければ意味がない。自分の脚次第で、責任も自分。

ただ、その練習するときにどういうことを気にすればいい、とか、

自分の取り組みが一緒で間違ってないんだな、とか、

確認できてよかったです

 

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