6/25 第85回全日本選手権ロードレース
6時半ごろから目が覚めて、朝ごはん。
外は大雨、暴風。
高速ジェット船が欠航になるくらいの悪天候。
ホテルから見えるU23のレースが、、、、すさまじいことになってる。
こんな中レースか、、、、
体調は、いまいち。階段をあがると大腿四頭筋が微妙。体もつかれているかな?
今週はずっとそんなかんじかな?
アップするにもまだ時間があるので、11時過ぎまで二度寝。
おきたら、少しすっきり。
雨も止んでた!まぁ、相変わらずの爆風ですが・・・・。
ホテルの倉庫でアップ開始。
同宿だった、ReadyGoJapanの方々もこちらでアップしてました。
さらに、與那嶺選手も。豪華だな、この宿。
そして、アップしてもすぐ脚がいっぱいいっぱいになる。
そんなこんなで、会場に行き、ライセンスコントロールと車検。
まさかの、ゼッケン位置を指導される・・・・
いい勉強になった。
photo by Kensaku Sakai
貴重な写真を頂きました。ありがとうございます。
photo by Norizo-
話しかけられて、鎖骨おさえたんだっけ?
今の私を象徴する一枚ですね。
こうやってみるとそこそこの位置に並んでいる。
並んでいたのですが、、、、
「スタートがなったら両脇があがってきて、落車したらどうしよう」
とかよけないなことを考えてしまった。
そして、そう思ったら、墨が紙にしみ込むように、心に入り込み、、、、
スタートしてクリートはめようとしたのに、
視界の端に人が見えたら、、、怖くなってクリートはめられなく、、、、
いい一スタートが最後尾の方へ・・・・。
そして、ローリングスタート時に端から上がっていく人が見え、私もそうしたい。
リアルスタートになった時に、この位置では、、、
ただでさえ今登れなくなっているのだから、、、、
と思うのに狭い道にびびって、またもや、、、、動けず。
そして、、、、リアルスタートになったら、
アタック合戦があったらしく(私の位置からは見えません)、
ハイペースできつくて、、、千切れかけ、
それでも少しでも差を埋めたくて踏むけど、
坂の最後の方でまだ後ろにいた方々にパスされ、最後尾。
一気に上がったペースに脚が踏めなくなり、離されていく一方でした。
(結局前の方にいても結果は一緒だったと思います。
あのペースで走れる力はなかったとは思います)
もうこうなると、一人じゃどうにもなりません。
ガタガタ道の下りは昨日の練習通り下れたけど、
どこまでいっても人はみえず、
海岸線にでれば爆風で時速18Kmとか・・・・
これは1周もできないのではないかとおもっていたところ、、、、
実際海岸線途中で下されました。
そして、、、、ゼッケンを外して帰ることも交通規制の都合上できず、
車に乗ってゴール地点まで行きました。
もうあまりの遅さに、、、、
こんな選手が全日本にでてすいませんしか頭に浮かばず、
車内で肩身を狭くしていました。
そして、車から降りた時、観客の人も驚いていたし、
(1周目で車でかえってきたわけで・・・・)
拍手されて有難かったけれど、恥ずかしくて情けなかった部分もあります。
そして、補給所でまだ来ない私をまってくれているチームメイトの元へ。
最初は「ごめん」としか言えなかったけど、
段々と弱い気持ちがあふれて言葉にしていました。
その日のFBにはこんなことをかいていました。
「こんなに走れなくなった自分が情けなくてかっこ悪くて、
去年の走れた頃に2度と戻れないじゃないかって気持ちでした。
去年だって大したレベルではな いですけどそれでも伸びていたのがわかったし、
多少自信とプライドがあったと思う。
だからいまの自分が辛いし、戻せる希望が見えない」
実際、そんなようなことをこの場で口にしていました。
今までの大会でDNFは何度も経験しているけど、これまでとは少し違う感情。
自分の状態はわかっているけど、それでもどこかで何かを期待していた。
レースになればリミッターが外れるかも、とか。
練習で出来ていないことは、本番で出来るわけもない。
分かっていても、現実はつらい。
事故のせいでも、骨折のせいでもない。自分のプロセスが悪かったんでしょう。
ただただ、走れるようにならない自分が情けなく不甲斐なかった。
レースレポート言える内容がないのですが、
これが2016年の全日本選手権でした。
自分の気持ちをあまりに素直にかくのもどうなのか?と悩んだけど、
記憶は風化していくので、ちゃんと記録として残しておきたかったし、
この日の気持ちを忘れないようにあえて書くことにしました。
その後は、自転車を送る準備して、女子のレースを観戦。
知り合いの選手たちを応援しつつ、
直視するのはつらいけど、ちゃんと見て焼き付けなくてはと思った。
レース展開はすでに報道されているように、
激しい展開の末、7名のみ完走で、與那嶺選手優勝でおわりました。
おめでとうございます。
出場された皆様、お疲れ様でした。
また、高い関係者のみなさま、ありがとうございました。
とりあえず、夜はお酒を飲んで寝落ちしました。